idea factory from newspaper 2003 7 27

地域限定型の地震(area earthquake)
 今回の地震では、自衛隊の展開が遅かったかもしれない。
もう少し、早く、被災地域で活動すべきではなかったか。
少なくとも、1回目の地震の震源地の場所を考えれば、
今までにないタイプの地震だと、イメージすべきであった。
その時点で、出動の準備を考えるべきであった。
 地域限定型の小規模な地震は、あり得ると考えていた。
震源が浅く、強い揺れの範囲が、半径10q程度の、
地域限定型の小規模な地震が、考えられるのではないか。
地震というと、広範囲な地域で、強い揺れがあると考えるが、
これは、固定観念です。
 さて、これを対岸の火事のように考えてはいけない。
このような地域限定型の小規模な地震は、東京でもあり得る。
地盤の軟弱な地域、断層のある地域は、要注意です。
東京を平らだと考えるのは、固定観念です。
東京は、地域によっては、意外にも起伏がある。
 さて、地震は、日本だけと思ってはいけない。
100年というスケールで考えれば、
今まで、地震のなかった国でも、地震が起きます。

バスラ(al-Basra)
 この地域は、言うまでもなく、イラク人の領土である。
バスラを中心とする地域は重要で、
ここを失えば、イラクは内陸国家になってしまう。
このバスラを中心とする地域は、イラクとって生命線と言える地域です。
バスラは、イラクにとって、重要な拠点です。
まさかとは思うが、この地域で、イラク人の支配が失われていないか。
万が一、戦後の混乱を利用して、他国が、実質的に、支配下に置いてないか。
もし、そうであるならば、大きな反作用を招く。

債券PKO(bond PKO)
 アメリカの長期金利が上昇し、住宅金融市場に影響がでているという。
アメリカにおいては、住宅ローンの借り換えは、
家計の手許資金を厚くし、
消費を支える役割があります。
 日本において、株式PKO、債券PKOがあると指摘されますが、
アメリカにおいても、債券PKOを実施する必要があるのではないでしょうか。